あたために注目

あたために注目1「あたため」が今、ブーム

「体温アップ」「冷えとり」をキーワードにした書籍がベストセラーになり、Amazonで「体温を上げる」で検索すると400件以上がヒット。
日経新聞2008年7月12日より。約半数が1年中腹巻きを着用しているという調査結果も。
日経新聞2008年7月12日より。約半数が1年中腹巻きを着用しているという調査結果も。

「冷えている」日本人

50年前は36.8±0.34℃だった日本人の体温が、現在では平均で約1℃低くなっています。体温が1℃低くなると免疫力が30%低下し、体温が1℃上昇すると代謝が12%アップするとされており、健康、ダイエット、美容、いずれの面からも、冷えを解消して体温を上げることが望ましいとされています。

特に女性のカラダは冷えやすい

運動不足やエアコンによって汗をかきにくくなったこと、生活リズムの乱れといった、現代人に共通の原因のほか、女性の社会進出が進んで女性の抱えるストレスが複雑化したことや、過度のダイエット、薄着ファッションなど、女性に特有の原因も冷えを引き起こしていると考えられます。また、筋肉は体温の最大産生機関ですから、もともと男性に比べて筋肉量が少ない女性は、冷えやすい傾向にあるのです。

1年中「あたためる」ことの必要性

寒い時期はもちろん、夏でも「あたためる」ことの重要性が注目されています。冷房のきいた室内と屋外の温度差は、時には20℃以上にもなり、温度調節をつかさどる自律神経のバランスがとれなくなって、体の不調につながります。
冷えから体を守り、体温を適切に保つことは、今では1年中大切にしたい健康習慣。冬でも夏でも腹巻き、湯たんぽ、足湯、半身浴、しょうがなどで「あたため」を実行する人が、特に美容や健康に関心の高い層で増えています。

あたために注目2ダイエットとあたため

ドクターズ・コメント

遠赤外線腹巻の着用でサイズダウンできたのは、遠赤外線が脂肪を温めて、血流がよくなったためと思われます。


筋肉は温まりやすいが脂肪の部分は血管の数が少ないため、血流が悪くなりがちで温度も低く、上がりにくい。そこに遠赤外線をあてると血流がよくなって体温が上昇し、代謝が上がって脂肪が燃えやすくなります。


低温部の温度を4℃上昇させると脂肪が燃えやすくなるといわれており、その温度をキープできる遠赤外線腹巻を選ぶことがポイントです。


(富山薬科大学名誉教授田澤賢次先生)

遠赤外線下着で温めただけでスカートが13号から9号に!

体をあたため冷えをとれば、血流がよくなることにより代謝がアップして、痩せやすくなるといわれています。運動嫌い、食べることが大好きという人でも手軽に実践できるのが、遠赤外線腹巻きの2枚重ねです。特に代謝が落ちて腹部を冷やしやすい夏場に、遠赤外線腹巻きの2枚重ねで腹部をしっかりあたためることにより、サイズダウンを実感した人が続出しています。
あたためるだけでウエストが10cmダウン。食べても太らない体になりました。

あたために注目3省エネ&エコで注目「あったか繊維」

  1. Type1 遠赤外線放射蓄熱繊維
    メカニカルプラネット「αオーラ®繊維」など

    遠赤外線放射物質をパウダー上に加工してポリエステルなどに練り込んだ繊維。微粒子となってちりばめられたこのパウダーが体温で温められ、遠赤外線を放射、体温を蓄熱します。熱源が体温のため、温まるまでの時間には個人差がありますが、誰でも温まり、汗のかきやすさや時間帯、気候などに左右されないのが特徴。

    遠赤外線物質はアルミナなど人工的に作ったセラミックと、鉱石など天然素材に分けられる。セラミックは安価だが、温かさが人工的なのと比べ、天然鉱石は高価で高度な加工技術を要しますが、やはり温かさは自然。αオーラ®繊維は後者にあてはまる。

  2. Type2 吸湿発熱繊維

    水分が繊維表面の水素基などに吸着されて熱エネルギーに変換されることを利用し、汗をかくなどで人体が放出した水分を繊維が吸収して発熱する。

    冷え性で汗がかけない人、寒い屋外でじっとしていなければならない人、年配の人など、汗をかきにくい人は温まりにくい。

  3. Type3 太陽光線蓄熱繊維

    太陽光を吸収し、熱エネルギーに変換する物質を繊維の原料に練り込んだり、太陽光の赤外線を吸収・蓄熱するナノ微粒子を塗布したもの。太陽光 を吸収し熱に変換するため、衣服の表面温度が高くなる。

    熱源が太陽光のため、夜間や雨天・曇天などでは温度が上がりにくいなど、時間帯や季候変動に左右される。